米兵逮捕、住居侵入疑い 呼気に多量アルコール 北谷


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄署は28日、北谷町北前のアパートの一室に正当な理由なく侵入したとして、住居侵入の容疑で、在沖米空軍嘉手納航空基地所属の1等軍曹(30)を現行犯逮捕した。

同署によると逮捕当時、容疑者は酒に酔っており、調べに対し「分からない」などと話している。呼気からは多量のアルコールが検知されている。容疑者が基地外で飲酒していたのか、基地内で飲酒していたのかについては分かっていない。
 逮捕容疑は、28日午前2時40分ごろ、北谷町北前のアパートの2階にある一室に侵入した疑い。在沖米軍は26日、米軍人による事件や事故が減少したとして、軍人・軍属の外出・基地外飲酒を制限する勤務時間外行動指針(リバティー制度)を12月9日から緩和すると県に報告した矢先だった。
 沖縄署によると、この部屋に住む会社員の男性(34)が物音に気付いて確認し、居間で寝ていた容疑者を発見して通報した。同容疑者はベランダの鍵が掛かっていない窓から侵入したとみられる。
英文へ→U.S. soldier arrested for trespassing in Chatan