南城市でオープンガーデン 22の庭開放、来訪者も笑顔


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カンナやネコノヒゲが咲き誇る服部武彦さんの庭=27日、南城市知念吉富

 【南城】南城市内の一般家庭の庭を開放する「第10回南城市憩いのオープンガーデン」(市観光協会主催)が22日に市内各地で始まり、手入れの行き届いた各家庭自慢の22の庭が訪れた人の目を楽しませている。30日まで。

 市知念吉富の服部武彦さんの庭は、久高島やコマカ島、ニライ橋・カナイ橋を望む傾斜地に位置し、バラやカンナ、ネコノヒゲなど色とりどりの草花が来客者を出迎える。モモやザクロ、アセロラなどの果樹も青々と育っている。
 東京から南城市に移住して約8年。「毎日する手入れは草刈りぐらいで、自由気ままにやっているよ」と笑うが、盤木で傾斜面を整地し、砂を利用して芝生が花壇に入り込まないようにするなど、随所に工夫がこらされている。
 「オープンガーデン」は午前10時から午後5時まで。パスポートセット(500円、高校生以下無料)を市地域物産館など市内11カ所で販売している。ユインチホテル南城で植木などを販売するガーデニングフェスタも開催している。
 問い合わせは、南城市観光協会(電話)098(948)4660。