児相のパワハラが通報放置招く 佐世保事件の有識者委


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 長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件で、県の佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)の対応を検証している県有識者検討会は30日の会合で、児相幹部による部下への日常的なパワハラが、逮捕された少女(16)に関する精神科医からの通報の放置を招いたとする見解でほぼ一致した。

 会合後に記者会見した委員長の伊東浩子弁護士は「パワハラの影響があった可能性が高いというのがおおむね一致した見解」と述べた。今後も議論を進めて報告書にまとめるが、時期は明らかにしていない。
 パワハラと通報放置の因果関係を指摘する声は児相内部からも出ていた。
(共同通信)