米議会、グアム移転費の凍結解除 在沖縄海兵隊


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 【ワシントン共同】米上下両院の軍事委員会は2日、在沖縄海兵隊のグアム移転費に関し、執行関連予算の凍結を解除することで合意した。議会筋が明らかにした。移転のための資金的手当てが付くことになり、沖縄の基地負担軽減や米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を後押しする可能性がある。

 日米両政府は在沖縄海兵隊約1万9千人のうち約9千人をグアムやハワイなど国外に移転することで合意している。
 両政府は、移転費の総額を約86億ドルとし、うち日本は約28億ドルを上限とする資金提供に合意。
(共同通信)