樋渡氏、オスプレイ佐賀配備に前向き


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
佐賀県知事選への立候補を表明し、記者会見する樋渡啓祐氏=3日午後、佐賀県庁

 佐賀県知事選(来年1月11日投開票)に立候補するため佐賀県武雄市長を辞職した樋渡啓祐氏(45)が3日、県庁で記者会見し、陸上自衛隊が導入予定の新型輸送機オスプレイの佐賀空港配備に「条件付きで賛成」と述べ、前向きな姿勢を示した。九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働は「やむを得ない」と容認を表明した。

 いずれも衆院選出馬で辞職した古川康前知事の路線を継承。国営諫早湾干拓事業(長崎県)の開門調査も「基本的に賛成だ」と述べた上で「開門の是非の前に(開門反対の)長崎県と話し合って有明海再生の道筋を立てるべきだ」と説明した。
(共同通信)