タカタ欠陥、国内300万台超も トヨタ新たに18万台リコール


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 自動車部品大手タカタ(東京)製エアバッグの欠陥問題で、トヨタ自動車は4日、新たに約18万5千台のリコールを国土交通省に届け、国内のリコール対象は279万台を超えた。ホンダはリコールを全米規模に拡大する方針で、国内でこれに準じた措置を取った場合、回収対象はさらに約20万台増える見通しで、300万台を超す恐れが出てきた。

 トヨタは今回、不具合の原因が判明していない段階で、予防的措置としてリコールに踏み切る異例の措置を取った。
 タカタ製エアバッグをめぐっては、ホンダやトヨタ、日産自動車などがリコールを届けており、国交省の集計では国内対象車は計約279万4千台。
(共同通信)