沖縄本島沖で最大級の新鉱床発見 18年度めどに商業化判断


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 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は4日、沖縄本島沖の海底で金属が積もってできる海底熱水鉱床を新たに発見したと発表した。日本近海で見つかった鉱床としては最大級の規模とみられる。

 採取した鉱石から銅や金など計5種類の金属を既に確認した。今後は掘削調査などを実施し、商業化できるか2018年度をめどに判断する。
 東京都内で記者会見した辻本崇史理事は「まだ調査が進んでいない別の海域があり、鉱床がさらに見つかる可能性もある」と話した。
 鉱床が見つかったのは沖縄本島の北西約150キロの排他的経済水域(EEZ)にある伊平屋小海嶺。
(共同通信)