夫殺人、プランター内から青酸 死亡後、業者に処分依頼


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 昨年12月に京都府向日市で死亡した筧勇夫さん=当時(75)=の遺体から青酸化合物が検出された事件で、殺人容疑で逮捕された妻千佐子容疑者(68)が今年夏ごろ、不用品回収業者に処分を頼んだプランターの土の中から、青酸化合物が付着した小袋が見つかっていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。
 京都府警向日町署捜査本部は、千佐子容疑者が証拠を隠すため、土に埋めて処分しようとした可能性があるとみて調べている。千佐子容疑者は一貫して容疑を否認。
 業者に引き渡したプランターの土の中からジップ付きの小袋が見つかり、微量の青酸化合物が検出されたという。
(共同通信)