南アでマンデラ氏追悼イベント 死去1年、献花や黙とう


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 【ナイロビ共同】南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を主導したマンデラ元大統領が95歳で死去してから1年を迎えた5日、首都プレトリアなどで追悼イベントが開催された。大統領府が入るユニオンビルで、共に旧白人政権と闘った元活動家らがマンデラ氏の銅像に花輪をささげた。

 市内の記念公園での追悼式典では出席者が3分間、黙とうし、中国を訪問中のズマ大統領の代理として、ラマポーザ副大統領が演説。
 フランス公共ラジオによると、マンデラ氏の盟友で南アのノーベル平和賞受賞者、ツツ元大主教は声明で「彼が思い描いた社会の実現を目指し続けることが義務だ」と訴えた。
(共同通信)