イエメンで米記者救出失敗、死亡 アルカイダ人質


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 【カイロ、ワシントン共同】ヘーゲル米国防長官は6日、米軍特殊部隊がイエメンで国際テロ組織アルカイダ系武装組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」の人質となっていた米国人フォトジャーナリスト、ルーク・サマーズ氏(33)の救出作戦を実施したが失敗し、サマーズ氏が死亡したことを明らかにした。アフガニスタンを訪問後、声明を発表した。

 作戦はイエメン中部で5日、オバマ大統領の命令によりイエメン政府や治安部隊の協力も得て行われたが、サマーズ氏と米国人でない別の人質1人も死亡した。特殊部隊側も数人のAQAP要員を殺害したという。
(共同通信)