コラソン競り勝つ JHL第9戦


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 日本ハンドボールリーグ(JHL)5位の琉球コラソンは7日、愛知県の知立市福祉体育館で7位のトヨタ紡織九州と戦い、28―24で勝利した。通算成績は4勝1分け4敗となり、順位に変動はなかった。次戦は13日、愛知県の中村スポーツセンターで4位の大同特殊鋼と対戦する。

◆大一番へ意地見せる
 前日に手痛い逆転負けを喫した琉球コラソン。この日もリードした後に追い付かれる場面があったが、何とか踏ん張り意地を見せた。東長濱秀吉監督も「うちのペースで進められた。落ち着いてやれた」と及第点を与えた。
 長身の選手が少ない相手に対し、コラソンは今季初となる6―0守備を採用。ゴール前に6人が一線に並び、横の動きに対応した。後半は5点差をつけた後に足が止まってシュートミスを連発。4連続失点で嫌な流れになりかけたが、GK石田孝一の好セーブもあり、逆転は許さなかった。
 日程の半分を消化し、3~6位までが同じ勝ち点9で並ぶ。上位4チームが進むプレーオフ(PO)をめぐる戦いは激烈を極めており、自力でPOを勝ち取るためには次週の大同特殊鋼戦が大一番となりそうだ。

▽男子
琉球コラソン(4勝1分け4敗)
28―24(13―12,15―12)
トヨタ紡織九州(2勝2分け5敗)