東京株、一時1万8千円 GDP下方修正で売りも


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約7年4カ月ぶりに一時1万8000円台を回復した日経平均株価と、1ドル=121円台後半をつけた円相場を示すモニター=8日午前、東京・東新橋の外為どっとコム

 週明け8日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が一時、2007年7月以来、約7年4カ月ぶりに1万8000円台を回復した。米国の雇用統計が市場予想を大幅に上回る改善を示したことが好材料となったが、国内総生産(GDP)改定値の下方修正で日本経済の先行きを懸念する売り注文も出て、もみ合う局面もあった。
 米国経済の回復基調が好感されてドルは買われ、東京外国為替市場は1ドル=121円台の円安水準で推移した。
 午前終値は前週末終値比84銭高の1万7921円29銭。東証株価指数(TOPIX)は0・53ポイント高の1446・20。
(共同通信)