徳島、孤立地域住民の無事確認 高齢男性を救助


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大雪で孤立した徳島県三好市で再開した、重機による除雪作業=9日午前9時43分、共同通信社ヘリから

 5日からの大雪で孤立が続く徳島県三好市で9日、連絡が取れなかった男性1人の安全を確保し、県は孤立地域の全住民の無事を確認した。三好市やつるぎ町、東みよし町ではなお約120世帯、約200人の孤立が続いている。
 三好市によると、安否が分からなかった同市の男性(87)は1人暮らしで、9日朝、陸上自衛隊のヘリコプターで救助された。体調に問題はないという。
 陸自は三好市など1市2町で約200人を動員し、道路の復旧に向けて倒木の除去や除雪を再開した。つるぎ町は、陸自の作業が進んだことから、同町の21世帯31人の孤立は9日中に解消されるとみている。
(共同通信)