温暖化対策の通信簿、日本53位 また「落第」


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 【リマ共同】世界の主要な国と地域の中で、地球温暖化対策が最も進んでいるのはデンマーク、日本は53位で「落第」だなどとする温暖化対策ランキングをドイツの環境シンクタンク「ジャーマンウオッチ」などの研究グループが8日、気候変動枠組み条約の締約国会議で発表した。
 温室効果ガスの排出量が増加傾向にあることから、日本は米国(44位)や中国(45位)よりも下にランクされた。
 ランキングは、温室効果ガス排出量の多い58の国と地域が対象。グループは、温室ガス排出量や再生可能エネルギーの比率、エネルギー利用効率に関するデータに、政策分析の結果を加えた指標を作り、採点した。
(共同通信)