青酸毒物事件、殺人罪で妻起訴へ 京都地検


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 京都府向日市で死亡した筧勇夫さん=当時(75)=の遺体から青酸化合物が検出された事件で、京都地検が勾留期限の10日、殺人罪で妻千佐子容疑者(68)を起訴する方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。

 千佐子容疑者の元交際相手で、2012年3月に死亡した大阪府貝塚市の男性=当時(71)=の遺体からも青酸化合物が確認されており、男性の死亡の経緯についても大阪府警が調べている。
 千佐子容疑者は昨年12月、筧さんに青酸化合物を服用させ、青酸中毒により死亡させたとして、京都府警に殺人容疑で逮捕された。
(共同通信)