経営不振のスカイマークが全日本空輸にも業務提携を通じた支援を要請する方針を固めたことが10日、分かった。来週以降、スカイマーク幹部が全日空幹部に会って支援を要請するとみられる。既に日本航空に対し共同運航を柱にした支援を要請しているが、国土交通省が日航の単独支援に難色を示しているため、全日空を交えての共同運航として理解を得たい考えだ。
スカイマークは航空大手2社の支えで収益改善を目指す。
日航とは11月に業務提携に向け交渉していると発表した。羽田発着のスカイマーク便に日航の便名を付けて一部座席を販売する共同運航などを検討していた。
(共同通信)