ノーベル賞選考委「照明に革命」 日本人3人の功績たたえ


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 【ストックホルム共同】ノーベル物理学賞の選考委員長を務めたパー・デルシング氏(55)が9日、共同通信のインタビューに応じ「青色発光ダイオード(LED)は照明に革命をもたらした。青は特別だ」と、赤崎勇名城大終身教授(85)ら日本人3人の功績をたたえた。

 デルシング氏は「白い照明を作るには(赤、緑、青の)3色が必要。青は数十年にわたり研究者が失敗を繰り返した最後の難関だった」と説明。LED自体の発明や先行した赤や緑ではなく、青色LEDだけが授賞対象となった理由を明かした。
(共同通信)