温暖化「責任の差がある」 COP20で中国インド強調


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【リマ共同】ペルーでの気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)で9日開幕した閣僚級会合は、インドと中国の閣僚が演説し、地球温暖化対策に関して先進国と発展途上国には責任の違いがあると強調した。

 これまで途上国は、長期的に温室効果ガスを排出してきた先進国に、より多くの温室効果ガスの排出削減や、途上国への資金支援を求めており、あらためて対立点を強調した格好だ。
 開会式で国連の潘基文事務総長は、各国が提出する削減目標について「すべての国、特に主要経済国と先進国は、来年3月末までに目標を提出してほしい」と求めた。
(共同通信)