大企業の景況感悪化 10~12月、景気予測調査


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 財務省と内閣府が10日発表した10~12月期の法人企業景気予測調査によると、大企業の全産業の景況判断指数(BSI)はプラス5・0で、前回7~9月期のプラス11・1から悪化した。2四半期連続のプラスだが、前回調査で見込んだプラス9・9を下回った。

 ただ、財務省は総括として「景気の緩やかな回復基調が続いているという傾向を反映している」と説明した。
 大企業の景況感は2015年1~3月期にプラス5・0、4~6月期はプラス1・6の見通し。
 ことし10~12月期の大企業の景況判断は製造業がプラス8・1、非製造業はプラス3・4だった。
(共同通信)