「公約実現に全力」 翁長知事が就任会見


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
就任会見で「公約実現に全力を傾けて頑張る」と述べる翁長知事

 翁長雄志知事は10日午前、県庁で就任の記者会見を開き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対し、県外・国外移設を掲げて当選したことを念頭に「公約実現に全力を傾けて頑張る」と表明した。

 選挙戦で言及した前知事による辺野古埋め立て承認の取り消し、撤回については「法律的な瑕疵(かし)がないか検証し、専門家の意見も踏まえて判断していく」と説明した。
 翁長氏は「来年は沖縄戦から70年となる。この節目に歴史の新しい一ページを開く意味でも知事に就任したことを重く受け止め、全力を挙げて頑張っていく」と述べ、日本とアジアの懸け橋としての沖縄の発展に尽力する考えを強調した。【琉球新報電子版】