電通は10日、タレントのマツコ・デラックスさんをモデルに開発したアンドロイドと呼ばれる精巧なロボット「マツコロイド」の写真を公開した。同社はロボットタレントとして活動させる考え。テレビ番組やCMへの出演時期は未定という。
知能ロボット研究で知られる大阪大の石黒浩教授が監修した。マツコさんの等身大で、表情や癖、しぐさなどもそっくりの仕上がり。録音したマツコさんの声で話すなど、忠実に再現しているという。
電通はテレビ番組やCMでタレントや歌手のアンドロイドの需要が拡大していくと予測しており、第2弾以降の開発も進める方針だ。
(共同通信)