消費者心理、4カ月連続悪化 基調判断「弱い動き」に


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 内閣府が10日発表した11月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比1・2ポイント低下の37・7となり、4カ月連続で悪化した。内閣府は基調判断を前月の「弱含んでいる」から「弱い動きがみられる」に下方修正した。

 判断引き下げは4カ月連続となる。統計を毎月取り始めた2004年度以降、基調判断が4カ月連続で下方修正されるのは初めて。消費税増税の影響のほか、アベノミクスを背景とした円安で冷凍食品などの値上げが相次ぎ、家計を圧迫していることなどが響いた。
 調査は半年間の見通しを聞く形で実施した。
(共同通信)