環境相「先進国で80%減らす」 COP20で演説


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10日、リマで開催中のCOP20で演説する望月環境相(共同)

 【リマ共同】ペルーで開催中の気候変動枠組み条約の第20回締約国会議(COP20)で、望月義夫環境相が10日演説し、日本の温室効果ガスの排出について「2050年までに世界で50%減、先進国で80%減らすとの目標をあらためて掲げ、貢献していく」と述べた。
 安倍晋三首相は第1次安倍政権の07年の主要国(G8)首脳会議で、「50年までに世界で半減を」と提案し、09年の同会議では麻生太郎首相が「世界で半減、先進国は80%減」を目指すとの長期目標に同意した。
 今回のCOP20では、各国が提出する削減目標について、目標の期間など具体的な内容を決められるかどうかが焦点。
(共同通信)