京都青酸、妻が関与認める供述 否認一転「やりました」


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 京都府向日市で昨年12月、死亡した筧勇夫さん=当時(75)=の遺体から青酸化合物が検出された事件で、筧さんを殺害したとして、殺人罪で起訴された妻千佐子被告(68)が事件への関与を認める供述をしていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、千佐子被告は逮捕後「絶対に殺していない」と容疑を否認していたが、10日の起訴の数日前に一転して「私がやりました」などと関与を認め、勇夫さんが亡くなった経緯を話し始めたという。
 12年3月に死亡した大阪府の男性の遺体からも青酸化合物が見つかっており、大阪府警は年明け以降の立件に向け捜査している。
(共同通信)