COP20、具体的内容先送りか 温暖化交渉難航


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 【リマ共同】地球温暖化対策の新たな国際枠組みを議論する気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)で、作業部会の共同議長が作成した新たな決定草案が11日、判明した。
 焦点となっている各国が示す温室効果ガス削減目標の在り方をめぐり、事前協議の方法や先進国と発展途上国の責任の差が前回の草案に比べて不明確になっており、具体的な内容を先送りする可能性が強まってきた。
 目標に何を盛り込むかをめぐり、先進国と発展途上国の対立は深刻で、同日の議論は朝から止まった状態。交渉は暗礁に乗り上げている。
(共同通信)