鹿児島銀行、県内に支店開設検討 戦後初、人口増で有望市場


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 鹿児島市に本店を構える鹿児島銀行(上村基宏頭取)が、県内に営業所や支店など新たな拠点の開設を検討していることが12日までに分かった。
 全国的に人口が減少する中、県内は人口増加が続いており、融資案件の獲得において有望な市場だと判断した。日本銀行那覇支店によると、県外の地方銀行が県内に支店を構えるのは戦後初めて。
 鹿児島銀行経営企画部の担当者は「9月から沖縄で貸出金利や融資状況などの市場調査はしているが、支店を出すかなどはまだ白紙状態だ」と説明した。
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