山梨大で4論文に捏造と改ざん 教授を処分


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 山梨大は12日、大学院医学工学総合研究部、北村正敬元教授の四つの論文に画像操作などの捏造や改ざんがあったと発表した。北村元教授は昨年12月27日に大学を辞職した。大学はことし11月4日、諭旨解雇相当の処分を決定した。
 山梨大によると、学内の医学部の別の教授から、研究に不正があると申し出があり、昨年11月に調査専門委員会を設置。元教授が2004年~13年に発表した全ての論文90本を調査した。
 その結果、2論文に捏造、別の2論文に改ざんが見つかった。画像操作などがされていた。それぞれの論文の結果には影響しないという。
(共同通信)