イオン銀行が沖縄進出 北中城のモール内に有人店舗


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 流通大手イオン傘下のイオン銀行(東京、森山高光社長)が北中城村に来春、開業する「イオンモール沖縄ライカム」に有人店舗を設置することが12日、分かった。イオン銀行の店舗開設は県内で初めて。

 イオン銀行は2007年10月に開業。「商業と金融が融合した小売業の銀行」としてイオングループの商業施設店舗内に現金自動預払機(ATM)や有人店舗を構え、住宅ローンや保険、投資信託販売などを展開している。全国約4600拠点にATMが設置され、県内は約80機のATMが稼働している。
 イオン銀行の店舗は全国に約130店あり、施設の休業日を除き、年中無休で営業している。同行はイオングループの店舗に入居するテナント向け貸し付け事業などを行う。14年3月末の預金残高は1兆7157億円で貸出金残高は1兆141億円。(佐々木健)