学卒プロジェクト 琉大チーム「卒人ぬ旅」が最優秀賞


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「学卒プロジェクト」で最優秀賞に選ばれた琉球大学の学生ら=12日、那覇市の沖縄産業支援センター

 学生の視点で春の卒業旅行プランを作ってもらおうと、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、上原良幸会長)は県内4大学の学生らによる「学卒プロジェクト」を初めて実施した。最優秀賞に琉球大学チームの「卒人(そつんちゅ)ぬ旅」が選ばれ、12日に発表会が那覇市の沖縄産業支援センターで行われた。

 「卒人ぬ旅」は2泊3日で、航空券とレンタカーを除いた総費用は約3万円に設定。共同作業、共同開発、サプライズが特色という。レンタカーを受け取る際に島唄のCDなどを無料で貸すサプライズ、OKINAWAフルーツらんど(名護市)では琉球大学チームと同施設が共同開発したフルーツティーなどを楽しみ、自然や文化体験を提供する屋我地エコツーネット(同)では共同作業で沖縄料理を調理する。
 同チームの宮城アンナメイさんは「沖縄の旅は夏のイメージが強く、春のオリジナルプランを作るのは結構難しかった」と振り返った。各大学の卒業プランはOCVBの「しゅんおき」サイトに掲載されている。ウェブサイトはhttp://cp.okinawastory.jp/gakupro2014/