【八重瀬】向陽高校(新垣治男校長)国際文化中国語コースの2年生26人がこのほど、八重瀬町と共同で、中国語を用いた同町のPR映像を制作した。11月28日に同校で発表会があり、出来たての映像作品が上映された。
生徒たちは8グループに分かれ、伝統行事や文化財、グルメ、港川漁港で行われている伝統漁法など、さまざまな視点で町の魅力を伝える映像を制作した。
映像は1分程度の音楽付き写真スライドで、生徒たちが訳した中国語の解説文が挿入されている。
1―Bグループは町富盛の石彫大獅子を紹介し、「獅子的宝庫(シーサーの宝庫)八重瀬町」とPR。1―Dグループは町産のカラフルな野菜「カラベジ」をテーマに、朝市で新鮮な野菜が買えることや、町産野菜を使ったケーキが買える店などを紹介した。
2―Bグループは、伝統漁法「石巻落とし」を継ぐ漁師の姿を伝えた。
比屋根方次町長は「町は地域資源を活用して体験滞在型の観光振興を推進しているが、まだ観光産業が根付いていない。次代を担う生徒が中国語で町のPRをしてくれたことは観光振興の大きな力だ」と語った。
英文へ→Yaese Town and Koyo High School co-create Chinese-language promotional video on Okinawa tourism