「うるまはうまい」 カタログ作成、28社38商品を販売


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うるま市の産品を紹介するギフトカタログをPRする右から神村盛行副理事と島袋俊夫市長、平良一雄商工観光課長

 【うるま】うるま市内で製造、販売される多彩な産品を一冊にまとめたギフトカタログ「うるまはうまい」が完成し、5日、島袋俊夫市長に報告された。カタログ作成を受託した市物産観光協会が1万部を制作した。

市内を中心に配布し、12月の年末ギフトから対応を開始している。
 カタログは全18ページ、フルカラーで市内28社と商品38セットを紹介している。
 豊富な品ぞろえが特徴で、生産量日本一のモズクや津堅島のニンジンを使ったロールケーキなどの食品、加工品、化粧品、衣類、雑貨までを取りそろえる。60センチから170センチサイズまでの箱に詰め、うるま市オリジナルの包装紙に包んで発送する。
 カタログの制作は同市では初めて。産品の認知度不足に加え、小規模事業者が多いことから、販路開拓が難しかった。これを受け、市物産観光協会が特産品の店「うるまーる」で通販を展開し、一手に市内産品を取り扱うことになった。
 報告会で島袋市長は「社員の多い企業や、市内に誘致した本土企業にもカタログを配布して、積極的に産品を売り出してほしい」と話した。
 カタログの有効期限は来年8月末までとなっている。今後の事業展開について、市観光物産協会の神村盛行副理事は「現在は勝連城跡休憩所のうるまーるでファクス対応しているが、マーケティングをしながらインターネットの活用で販売促進を図りたい」と話した。
 カタログは市観光物産協会のネット上でも閲覧、印刷が可能となっている。
 問い合わせは(電話)098(923)2178、注文はファクス(電話)098(923)2179。