【中国時報】座席快適さで集客を目指す 台湾の新LCC


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 今月17日から台北―バンコク路線に就航する台湾資本の新LCC「Vエアー(威航)」は11日、同社が所有する機材のエアバスA321の機内をマスコミ各社に公開した。同社では通常LCCが行う座席の増設を行わず、座席の快適さで集客を図る方針だ。

 同機は220席まで座席を増設することができるため、通常のLCCでは前の座席との幅が72センチ前後と狭くなるが、Vエアーは増設を行わないため194席となる。普通席の座席間の幅は81センチで、通常のエコノミークラスと同様だ。有料の「ビッグベアー席」は前との座席間が120センチ前後とさらに広々としている。座席上の物入れなど各所に同社のマスコットであるウェイベアーを配し、中国語と英語で注意を促すなど、テーマパークのようなユニークな機内になっている。