米軍機、飛行中に装備紛失 三沢所属、重さ18キロ


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 米軍三沢基地(青森県三沢市)所属の米海軍P3C哨戒機が、飛行中に重さ約18キロの「ソノブイ」と呼ばれる装備品を紛失していたことが15日、分かった。防衛省東北防衛局は、落下などによる被害の情報はないと説明しているが、連絡を受けた県や市は同日、再発防止の要請文を米軍側に提出した。

 東北防衛局三沢防衛事務所によると、哨戒機が10日朝に三沢基地に着陸した後、長さ約1メートル、直径約13センチの円筒状のソノブイが1本足りないのを米軍側が確認した。
 ソノブイは、海に投下して音波で潜水艦を探知するのに使われるが、米軍側は詳しい情報を明らかにしていない。
(共同通信)