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電源開発(Jパワー)は16日、青森県大間町で建設中の大間原発が新規制基準を満たすか確認する審査を原子力規制委員会に申請した。建設中の原発の申請は規制委の発足後初めて。運転開始には審査合格が必要となり、同社は営業運転開始の時期を2021年度ごろと見込んでいる。
大間原発ではプルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を全炉心で使う「フルMOX」を、商業炉としては世界で初めて実施する計画。規制委の田中俊一委員長は「世界でも実例がなく、相当慎重に評価する」と述べており、審査には時間がかかる見通し。
(共同通信)