静岡、ウナギ成魚の禁漁期間設定 資源保護で14漁協に要請


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 静岡県は16日までに、産卵期を控えたニホンウナギの成魚を保護するため、漁業権を持つ県内の漁業協同組合に対し、親ウナギが川を下る10月から翌年2月までを禁漁期間とするよう要請した。2015年度からの実施を目指す。慢性的にウナギの稚魚の不漁が続いていることを受け、資源を保護することが狙い。
 県によると、県内15の内水面漁業協同組合のうち、既に同時期の禁漁を実施している1組合を除く14組合に対し要請した。現時点で、半数近くの組合が要請に応じる方針を示しているという。
(共同通信)