4人死亡火災、住人の女逮捕 火の不始末放置の疑い、鹿児島


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 鹿児島市のアパートが全焼し4人の遺体が見つかった火災で、鹿児島県警は16日、火の不始末を分かっていながら消火しなかったとして現住建造物等放火の疑いで、アパートに住む店員浜屋敷和美容疑者(36)を逮捕した。
 逮捕容疑は15日午前1時ごろ、1階の部屋で火の不始末に気付きすぐに消火できる状況だったのに必要な手段を取らず、アパートを全焼させた疑い。
 県警によると、浜屋敷容疑者は火災後、連絡が取れなくなっている70代女性と同居。この部屋の焼け跡から1人の遺体が、上の階の部屋からは3人の遺体が見つかっており、県警が身元を確認している。
(共同通信)