相続税13年ぶり1・5兆円 預貯金、証券の割合最高


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 2013年に亡くなった人の財産にかかった相続税の申告税額は1兆5367億円(前年比22・8%増)で、13年ぶりに1兆5千億円台に達したことが16日、国税庁のまとめで分かった。

 相続財産別では、土地が41・5%を占めたが、現在の基礎控除額となった1994年以降で最低。預貯金の26・0%、有価証券の16・5%はともに最高を記録。
 13年に亡くなった約126万8千人のうち、4・3%(0・1ポイント増)に当たる約5万4千人が課税対象となり、1件当たりの平均の税額は2824万円(18・6%増)。課税対象の総額は11兆6253億円(7・8%増)だった。
(共同通信)