【イスラマバード共同】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワルで16日午前10時(日本時間同日午後2時)すぎ、陸軍が運営する学校を武装グループが襲撃、銃乱射や自爆により生徒ら計131人が死亡、約80人が負傷した。軍当局が明らかにした。死者のうち少なくとも100人が生徒だった。武装グループは生徒や教師を人質に立てこもり、軍部隊と銃撃戦になったが、軍が同日夕までに制圧した。近年では同国最悪のテロとなった。
イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が犯行を認めた。TTPはノーベル平和賞を受賞したマララさんを約2年前に襲撃した勢力。
(共同通信)