沖電、再生エネ接続上限360メガワット 試算報告


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 沖縄電力は16日、沖縄本島系統の再生可能エネルギー接続可能量が360メガワット程度であるとの試算を、経済産業省の総合資源エネルギー調査会新エネルギー小委員会に報告した。

沖電は7月31日に再エネの接続可能量が310メガワット程度と公表。9月30日には接続見込みとなる設備容量が接続可能量の上限を超過し、8月8日以降の接続申し込みに対しては接続不可能な状況だと発表している。沖電が11月末現在に確認している8月8日以降の再エネ接続申込件数は、千件で計約2万2千キロワット程度だという。
 今後、沖電は再エネ接続可能量と制度運用の見直しが確定した後、再エネ接続に関する方針を発表する予定。