また中国サンゴ密漁船か 本島南東沖を11隻東進


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 海上保安庁は17日、沖縄本島の南東の排他的経済水域(EEZ)で16日午前、中国漁船とみられる船少なくとも11隻が、東に向かって航行しているのを航空機から確認したと明らかにした。そのまま東進すれば4、5日で小笠原諸島周辺に着くといい、海保はアカサンゴ密漁目的で小笠原周辺に向かう可能性が高いとみて警戒を強めている。

 海保の佐藤雄二長官は17日の記者会見で「密漁船がまた来ることはありうると考え、警戒は緩めていなかった。対応に万全を期す」と強調した。
 今後、第3管区海上保安本部(横浜)所属の航空機を小笠原周辺に飛ばすなどし、漁船の動向を監視する方針。
(共同通信)