琉球新報社 東京電力福島第１原発で２０日、４号機の使用済み核燃料プールに残っていた未使用燃料の取り出しが完了、東電は空になったプールを報道陣に公開した。４号機の廃炉工程は大きなヤマを越えたが、プール内の水の抜き取りや建屋解体の時期については未定という。
この日の作業では、最後に残った未使用燃料４体を入れた輸送容器（キャスク）を、建屋カバー内のクレーンでプールから引き上げた。プールの青い水の中には、空になった燃料ラックがぼんやりと見えた。東電は取り出した燃料を年内に６号機のプールに保管して全ての作業を終える。
（共同通信）
