琉球新報社 
年末年始を前に、県花卉（かき）園芸農業協同組合（太陽の花、宮城重志組合長）の花卉の県外出荷が最盛期を迎えている。同組合は２１日、通常空輸に加え、ＡＮＡｃａｒｇｏの羽田行き貨物専用機を活用し、花卉臨時便運航を始めた。臨時便は２３、２４、２５日も運航し、１便当たり約４千ケースを積み込む。
１０月に襲来した台風１９号の影響も懸念されたが、前年並みの予約注文７万ケースを出荷する。大菊、小菊、スプレー菊の単価は約５～１０円高を見込むという。
ことし１２月の出荷数量は、前年比約８８％の１７万ケース、出荷金額は１３億５千万円を見込んでいる。
宮城組合長は「貨物専用機を活用することで、より鮮度の高い花を全国市場、消費者の元へ届けたい」と意気込んだ。
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