【中国時報】台湾の雅茗天地、世界展開へ上場


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 タピオカミルクティーのチェーン店として知られる台湾の「雅茗天地グループ」が24日、台湾市場に上場した。茶葉製品を主力商品とする飲食店が上場するのは中国、台湾ともに前例がない。同社は今後、世界展開をさらに強化すると意気込みを示している。

 同社は1991年に創立。台湾初の多国籍タピオカミルクティーチェーンとして、香港や中国各地にも進出。特に中国ではまれに見る成功を収めている。現在では北米や豪州にも出店し、世界で600店舗を展開している。
 同社は、過去2年連続で15%超の成長を見せるなど順調に営業収入を伸ばしており、今後は主要ブランドの「仙踪林」と「快楽檸檬」の2店を、1年に3~5カ国のペースで海外展開し、2016年には1200店舗にまで増やす計画だ。