【中国時報】ネット配車摘発へ 台湾政府、無許可営業を非難


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 台湾政府交通部(国交省)は、ネットでハイヤーの配車が頼める「Uber(ウーバー)」に対し、違法営業だとして再三罰金刑を科してきたが、同社が営業を続けているため、会社登録抹消を含む重い処分を検討中であることを明らかにした。

 Uberはアメリカをはじめ世界各国で展開している配車サービスで、スマートフォンのアプリを使って希望する場所に通常のタクシーより高級な車両の配車を依頼することができる。
 当局は同社が有償で人を運送する認可を得ていないことや、運転手が営業用の免許を取得していないことを指摘。乗客に対し事故の際に保障する保険加入が不明確であることも強く非難している。一方、同社に撤退の意思はなく、今後も政府との交渉を続けていきたいとしている。