GW、釣果に極端な差


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『大釣りした人、全く釣れなかった人GW釣り決算』
 今年の連休は前線の接近や南西諸島で多発する地震の影響か? 日によってボウズか大釣りか釣果に極端な差が目立った。春から好調続きのタマンに加え4日には座間味奥武島で43・5キロ、27・5キロ、久米島で23キロなどの大型ガーラが姿を見せた。船からの夜のフカセ釣りでは3人でタマン30匹。ボートジギングでアカジン、カンパチの爆釣り、安田漁港内では40センチ前後のカーエー5匹、水納島の船着き場のフカセ釣りで11種の中型魚の大釣り。4月の伊平屋では亀の猛襲にヤマトビーが全く姿を見せず、タマンと亀が交互にヒットした。

『連休中にカーエーが釣れた場所』
 津堅島、石川、赤野、本部、金武、屋慶名、恩納村、国頭、南部西崎。

『タマンが釣れた場所』
 糸満南部海岸、与根、瀬長島、恩納村、座間味、那覇一文字、名護など。

『各地の釣果』
 ◎前島沖マイボートから下門末廣さんら3人でタマン30匹など、夜のフカセ釣りで餌はサンマの切り身。(つりぐのぞうさん)
 ◎3日、照屋悟さんは弟と2人で座間味沖でマイボートからジギング。アカジン、ガーラ、カンパチなど高級魚を爆釣りした。ルアーはアイルメタルCS90グラム。(マンモス小禄)
 ◎奥武島5番の磯で4日、特大142センチ、43・5キロの大型ガーラ、南釣友会の儀保慎二さん、アーラ狙いの大物ザオでゲット。同行の金城由典さんも27・5キロをゲットした。餌はシジャー。渡名喜島尻の磯でも桑江さんが23キロのガーラを釣った。(丸沖つりぐ)
 ◎安田漁港で40センチ前後のカーエー5匹。2日、盛根朝枝さん、靖二さんの釣果。(マンモス泡瀬)
 ◎宮古島平良港沖一文字で4・3キロのカツオに50センチのタマン2匹。29日、フカセ釣りで宜野湾市の松原教彦さんの釣果。友人は40センチのイラブチャー2匹の釣果。(サンノリー北谷)
 ◎古座間味ビーチ右の岩場で70センチのタマンに61・5センチのムネアカクチビ。29日から友人と3泊4日の遠征で新垣直樹さん。昼はダイバーが多いので小物釣り、夜釣りでタマンを狙った。(マンモス小禄)
 ◎水納島船着き場のフカセ釣り。2日、カーエー狙いで夕方からサオを出す。時合いは深夜12時前後の下げ狙い。ポイントは沖に向かって右角、潮が沖に向かって左に流れる時がベスト。カーエーの実績もある。テストで釣れた魚はヒーフチャー、ヒラーグルクン、チヌマン、エーグァー、オジサン、イラブチャー、ヤマトビー、トラギス、キントキダイ、ベラ。ハリス1・25号、餌はネリエとオキアミを使用。
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 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】上から
(1)船から夜のフカセ釣りでタマンの数釣りをしたオリエント圧接工業釣りクラブの(左から)下門さん、金城さん、西門さん
(2)60センチ前後の高級魚アカジンなど爆釣りした照屋悟さん(右)と健さん
(3)磯釣りで43・5キロの大型ガーラなどを釣った(右から)儀保さん、金城さん、桑江さん
(4)40センチ前後のカーエー5匹を釣った盛根朝枝さんと靖二さん
(5)宮古島平良港一文字で4・3キロのカツオなど釣った松原さん
(6)70センチのタマンと新城安寿さん(右)、61・5センチのムネアカクチビを釣った新垣直樹さん
(7)本部水納島船着き場で夜のフカセ釣りでの釣果