ピンク色の美しい魚体


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 タイと名のつく魚は多いが、沖縄で正真正銘のタイ科の魚はチヌとフカヤーマジク、ヨナバルマジクの3種である。正月に釣りたい魚と言えばヨナバルマジク。ピンク色した美しい魚体はマダイにも勝るとも劣らない美しさがある。

 テトラポッツのメンバーは正月の食卓をタイで飾りたいと、津堅沖へヨナバルマジク釣りに出掛けた。参加者10人は2隻の船に分乗して午前7時に泡瀬漁港を出船。そのうちの1隻、若潮丸に同行取材した。

 メンバーはモンゴル800の高里悟さん、親富祖仁司さん、新垣ゆみこさん、渡名喜亜矢子さん姉妹と、東京から参加した米川里美さんの5人。北の風が10メートル以上吹く強風に苦労したが、水深100メートルのピンポイントにアンカーを打ち、天秤(てんびん)仕掛けを下ろした。

 しばらくして1キロほどのガーラが3連続、その後、渡名喜さんに1~2キロのヨナバルマジクが連続ヒットした。船酔いに負けず頑張った新垣さんもヨナバルマジクを釣り上げ、米川さんはこの日最大の5キロ弱のカンパチを釣り上げた。

 帰港すると、もう一つの船ではアカジンや尾長グレなども釣れ、豪華な魚で正月の食卓を飾ることができた。若潮丸(電話)090(5388)4998。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

12月29日、津堅沖の天秤釣りでカンパチやヨナバルマジクなどを釣ったテトラポッツの皆さん
1月2日、屋我地漁港で42センチのチヌを釣った田島快飛君
12月28日、宜名真漁港で5.5キロのクブシミを釣った嘉陽弘哲さん
12月31日 恩納海岸で2.7キロほか4杯のアオリイカを釣った真栄田健司さん
12月24日、伊江島沖で10.8キロのカンパチを釣った泉大輔さん
1月3日、真栄田漁港で2.45キロのアオリイカを釣った福井義征さん
12月29日、伊是名漁港で40センチのチヌを釣った高野ひろき君
12月30日、泡瀬一文字でグルクマを餌に68.5センチ・5.08キロのタマンを釣った安慶名秀雄さん
1月4日 慶良間の磯で2.2キロのカツオと2.4キロのタマンを釣った野辺洋六さん