韓国高校生12人も抗議 辺野古ゲート前 テコンドー披露し連帯


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 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では7日も、米軍普天間飛行場の移設に反対する市民らが抗議行動を展開した。午前10時ごろから約50人がゲート前に座り込み、新基地建設への反対を表明した。

 平和学習の一環で沖縄を訪れている韓国の以友高校の学生12人も座り込みに参加し、ゲート前でテコンドーの演舞を披露した。引率する盧吉相教諭(47)は「辺野古移設は沖縄や日本だけでなく、アジア全体の問題だ。日米政府が移設を押し進めても、人々は闘うことができる」と語った。
 海上では午前8時すぎ、沖縄防衛局の作業船が汀間漁港から約10隻出港した。うち6隻は潜水調査船で、辺野古沖合や大浦湾沿岸部でダイバーらが潜水調査を実施している。【琉球新報電子版】