【中国時報】台湾、製造業求人が2倍 職業訓練施設も好評


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 精密機械の生産チェーンの拠点でもある台湾中部では、ことしの好景気を見越して、2割以上の事業所が求人を増加したため、求人倍率が2倍になった。

 官民連携で創設した精密機械の職業訓練施設も好評で、今後自動車製造などのクラスも新設することにしている。
 現在開講している精密機械生産クラスでは、協力企業が受講生に1人当たり1万5千元(約5万6千円)から2万5千元(約9万4千円)の受講補助金を支給。今後増設されるクラスでもほぼ同額が支給される。
 また就業センターなど他の公的機関も、履歴書の書き方から面接の受け方までを詳しく指導。遠隔地での求人応募に対しては1回で最高3千元(約1万2千円)の交通費を支給するなど、官民総出で製造業関連の人材育成と人材確保に力を入れている。