暖かい久米島で心身鍛えて ヤマダ電機女子陸上が合宿


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久米島町スポーツコンベンション推進協議会が横断幕で歓迎

 【久米島】冬でも温暖な沖縄で練習に取り組もうと、ヤマダ電機女子陸上競技部が15日、久米島空港に到着した。大田治雄久米島町長をはじめ、町スポーツコンベンション推進協議会のメンバーらが、横断幕を掲げ歓迎し、出迎えた。

 合宿は27日までの予定で、選手13人が島内各所でトレーニングに励む。交通量が少ない島の道路は練習に適していると好評だ。
 同部の森川賢一監督は「この時期暖かい久米島で、春シーズンに向けて心身ともに強くしていきたい」と意気込みを話した。
 同協議会は、各種スポーツの合宿や大会誘致活動のほか、受け入れ体制の充実を図ることを目的に昨年発足し、本年度は陸上合宿が5団体、野球では2月1日からキャンプインする東北楽天ゴールデンイーグルスほか、五つの大学が来島する予定。
 大田町長は「交流人口が拡大し、島の活性化につながることを期待している。また、トップレベルの選手を間近で見ることにより、島の子どもたちのいい刺激になる」と話した。
(盛長容子通信員)