【中国時報】陳大豊氏が死去 日本のプロ野球で活躍


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 かつて中日ドラゴンズや阪神タイガースで活躍した名バッター・陳大豊氏が18日、急性骨髄性白血病のため名古屋市内の病院で亡くなった。享年51歳。

 陳氏は台湾南投県埔里鎮の出身。1979年、リトルリーグの世界大会で優勝し、卒業後日本に留学。89年には中日ドラゴンズに入団した。ホームラン王や打点王に輝き、年俸は1億8千万円と、昨年陽垈鋼に抜かれるまで台湾出身選手で最高年俸の記録を持っていた。
 2002年に引退した後は台湾に帰国し、後進の指導に当たったほか、名古屋市で中華料理店を経営。09年に白血病と診断され、一時は回復したが、病状が急変し亡くなった。14年間のプロ野球時代では1324試合に出場。1089安打、内ホームラン277本。生涯打率は2割6分6厘だった。